Soc Sonはハノイの北側にあるちょっとした山地で、次に取り上げるTam Daoと隣の地域にあたるようです。成田からハノイに向かうと、ノイバイ空港に降りていく直前の山々がどうもそれのようです。
現在のハノイは、ハノイ中心部に加えて、周りのザー・ラム、ドン・アイン、ソク・ソンなどの地区が市を構成する非常に大きな都市となっています。よく見るとノイバイ空港もソク・ソンにありますね。
Soc Sonは一応ハノイ市に属していますが、ハノイっこからすれば当然郊外の田舎でしかありません。ハノイ中心部からの距離は約40km。宜なるかな。
こういう田舎のソク・ソンですが、ちょっとした別荘地としては人気があり、党幹部やお金持ちが別荘を持っている地区でもあるようです。日帰りのピクニックとしても人気があり、観光の中心であるソク・ソン寺の入り口にはこのような観光案内図が立っています。
また、現在日帰り観光地として整備しようという計画もあるようで、Soc Son Recreational Area には外資によって開発する予定と記載されています。
で、ソク・ソン寺ですが、一つの山が前に出した地図のようにいくつかの廟を持っており、参拝者はそれらを巡って過ごすようです。山頂に立派な仏像が右の写真のように建物内に安置されています。ここまで上るのは結構時間がかかり、しんどいです。で、行ってみて感激するかと言うと？ですが、まあ、ベトナムの観光地によくあることかと。さて、このソク・ソン寺の由来ですが、侵略者に立ち向かった英雄がここに鎧をかけて天に昇ったとかで、
Soc Son Temple Festival
Soc Son Temple Festival
などに、その祭りの有様が出ています。
Tam
Daoは、ハノイ中心部から20kmほどのところにある山の中の保養地です。避暑地としてはSa Paが有名ですが、150kmと距離が離れていること、道路事情が悪いことから、お手軽に秘書をする場所として、それなりに人気のあるところのようでした。